探偵とクローリング、じつは似た者どうし
公開日: 2026-06-27 / 書いた人:SEO探偵 クローリー
「探偵」と「クローリング」って、ぜんぜん違う世界の言葉みたいに聞こえるよね。 かたや古い洋館で謎を解く人、かたやコンピュータがウェブを巡回するしくみ。 でもね、クローリーは両方やってるからわかるんだけど、この二つ、やってることはほとんど同じなんだ。今日はそのへんをゆるく話させて。
その一・手がかりをたどっていく
探偵の仕事は、ひとつの手がかりから次の手がかりへ、ってたどっていくところから始まる。 「この人に会ったらしい」「じゃあその人に話を聞こう」って、糸をたぐるみたいに先へ進む。
クローリングもまったく同じ。ひとつのページを開いたら、そこに貼ってあるリンクをたどって次のページへ。 その先にもリンクがあれば、またたどる。リンクは、探偵にとっての“手がかり”そのものなんだ。 だから「リンクが切れてる」っていうのは、探偵からすると証言の途中で相手が消えちゃうようなもので、けっこう困る。
その二・まず地図を作る
腕のいい探偵は、いきなり犯人を当てにいかない。まずは現場の見取り図を描いて、誰がどこにいて、どの部屋とどの部屋がつながってるかを把握する。全体像がないと、何が「おかしい」のかもわからないからね。
クローリーも一緒。サイトに入ったら、本文をじっくり読む前に、まずサイト全体にどんなページがあって、どうつながってるかの地図を作る。 地図ができてはじめて、「あ、この部屋(ページ)だけ誰からも入れないようになってる」とか「ここからここへの通路(リンク)がふさがってる」が見えてくる。順番、大事。
その三・小さな違和感を拾う
探偵が見つけるのって、たいてい派手な証拠じゃなくて、小さな違和感のほうなんだよね。 「この時計だけ時間がずれてる」「ここのドアだけ鍵が新しい」みたいな、ふつうは見過ごしちゃうやつ。
サイトの“事件”もまさにそれ。見出し(タイトル)が二つのページで丸かぶりしてる、行き先が何回もぐるぐる転送される、見せたいページにうっかり「見ないで」の札(noindex)が貼ってある——どれも単体だと地味だけど、放っておくとじわじわ効いてくる。 クローリーはこういう地味な違和感を拾うのが、わりと得意。
その四・決めつけない
へぼ探偵ほど、最初に「こいつが怪しい」って決めて、それに合う証拠だけ集めちゃう。 いい探偵は逆で、証拠のほうから素直に考える。思い込みは事件を遠ざけるからね。
クローリーも、勝手に「このサイトはここがダメ」とは決めない。 ぜんぶのページを同じ目線で巡回して、見つかった事実だけを並べる。 良し悪しの判断とか、直す・直さないを決めるのは、いつもサイトの持ち主のほう。探偵は事実を集めるところまで、って線を引いてる。
その五・見つけたら、報告する
そして探偵の仕事は、謎を解いて終わりじゃない。最後にちゃんと「こういうことでした」って報告書を渡すまでが仕事。 胸の中でわかってても、相手に伝わらなきゃ意味がないからね。
クローリーも、巡回して見つけた事件を一覧にまとめて、手元にぽんと渡す。 しかもその報告書は、依頼主のパソコンの中だけに残る。どこかへ送ったりはしない。 探偵は口が堅いのが取り柄、ってやつ。これはクローリングでも譲れないところなんだ。
というわけで
手がかりをたどって、地図を描いて、小さな違和感を拾って、決めつけずに、見つけたら報告する。 並べてみると、探偵とクローリング、ほんとに同じことやってるでしょ? だからクローリーは「SEO探偵」を名乗ってる。べつにカッコつけてるわけじゃなくて、やってることがまさに探偵なんだよね。
あなたのサイトにも、たぶん小さな違和感がいくつか転がってる。気が向いたら、クローリーに巡回させてみて。